こんにちは、PIEDRA1989です。

 

 

10/15(土)に九州フットサルリーグ2部の第7節が行われました。

 

7節は宮崎ラウンドで、宮崎県宮崎市にある『佐土原体育館』での開催。

 

今節は前日入り組と当日入り組に分かれての行動になりました。

 

前日入り組は陸路での移動を少なくする為、福岡空港ではなく、『宮崎ブーゲンビリア空港』を利用。

 

 

福岡空港と比べて遠征費用はかかりますが、試合に向けて疲労を溜めないようにしないといけないので仕方ありません。

 

 

 

試合当日、今節は第4試合目の16:00キックオフだった為、午前は少しだけ観光へ。

 

宮崎県にはモアイ像があるということで‥

 

まずは日南市にある『サンメッセ日南』に。

 

 

到着するとすぐに、素晴らしい景色とともにモアイ像たちが現れました。

 

実はここ、イースター島が世界で初めて日本でモアイ像を復刻する事を許可してくれたそうです。

 

投稿者は念願のモアイ像を見れてとても満足です。

 

 

 

他の選手たちも楽しかった事でしょう。

 

 

次は珍しい地形の海岸があるということで、宮崎市にある『青島』へ。

 

海岸へと歩いていくと、見たことのない形をした謎の岩が見えてきました。

 

 

青島をとりまくこの波状岩は『鬼の洗濯板』と呼ばれており、大昔に海面下にあった岩が地質変動によって水面上に現れ、波や海水に浸食されて現在のような形が出来上がったそうです。

 

 

隣にあった『青島神社』にも必勝祈願をしたところで、いよいよ会場へと向かいます。

 

 

一方、当日入り組は便の時間が合わず、鹿児島空港から会場まで陸路で移動。

 

試合会場である『佐土原体育館』で無事合流する事ができました。

 

 

 

 

7節の対戦相手は『Azul 都城 FC(宮崎県)』さん。

 

Azul 都城 FC』さんは、『とにかく強い』この一言に尽きます。

 

1人ひとりの技術やフィジカルレベルも高く、なおかつ、組織としても統率されている隙のないチームという印象。

 

実際、今シーズンの九州フットサルリーグ2部ではこれまで無敗で引き分け無しの全勝中。

 

そして、今節は宮崎ラウンドの為、ピエドラは完全アウェイの中で戦わなければなりません。

 

この試合はまともに戦うと総合力の高い『Azul 都城 FC』さんに分があるので、ピエドラとしては攻守ともに相手コートでプレーし続け、ボールを奪われても自分たちの強みでもある『前プレ』からのショートカウンターという形を多く作る事を意識してこの試合に臨みます。

 

 

 

 

 

【試合展開】

(第1ピリオド)

お互いに堅い入りになると思いきや‥

開始早々の1分、ピエドラのキックインで伊波翼が相手の隙を突くパラレラ(※①)で抜け出し、強烈なシュートをサイドネットに突き刺して先制。(1-0

これにはピエドラベンチも大興奮。

更に2分には相手にカウンターを受け、キーパーと11の大ピンチに‥

しかし、キーパーの下地麗羅がスーパーセーブ。

すぐさま、相手の背後を取った大城逸人に絶妙なスローイングで繋ぎ、ゴール前に走り込んでいる伊波翼へ。

シュートを打つと思いきや、伊波翼からのリターンパスを大城逸人がしっかりと決め切ります。(2-0

これ以上無い最高の展開で試合は完全にピエドラのペースになります。

7分にはカウンターを受けそうな場面で伊波佑が粘り強いディフェンスでマイボールにすると、金子甲弥が得意のドリブルで相手をぶち抜き、正確に決めて追加点。(3-0

これで金子甲弥は開幕から6試合連続ゴールを記録。

ピエドラは得点を徐々に積み重ねていきますが、途中、マークのズレを狙われて相手にも何度かチャンスを作られてしまいます。

しかし、キーパーの下地麗羅を中心に何とか無失点で抑えます。

そして、第1ピリオド終了間際の20分、伊波翼が相手を背負いながらボールを受けて前を向き、シュートの体勢に入りますが、金子甲弥へ技ありのノールックパス。

これを金子甲弥が落ち着いて決めて、第1ピリオド終了。(4-0

 

1ピリオドが終了し、4点もリードしている状況ですが、フットサルは気を抜くとすぐに追いつかれてしまいます。

 

次の1点をどこが取るかによって試合展開が大きく変わる為、引き続き集中しなければなりません。

 

 

(第2ピリオド)

2ピリオドもピエドラが試合を動かします。

22分に相手のクリアしたボールを天願晃人が素早く反応し、セグンド(※②)に走り込んだ新里光へパス。

これを新里光が冷静に押し込んで追加点。(5-0

更に24分にはペナルティエリア付近で伊波佑がボールを受けると、逆サイドから走り込んできた伊波翼へ正確なパス。

このパスを伊波翼がダイレクトで強烈なシュートをゴール右隅に突き刺して追加点。(6-0

ピエドラの勢いはまだまだ止まりません。

26分、相手が攻撃をやり切る事ができずにキーパーの下地麗羅がボールをキャッチ。

下地麗羅は素早く天願晃人にボールを繋ぎ、天願晃人が伊波翼とワンツー(※③)で抜け出し、ゴール前に。

そして、セグンドに走り込んでいた大城逸人に正確なパスを送ると、大城逸人はシュートではなく、相手の意表を突いた伊波翼への落としのパスを選択。

ボールを受けた伊波翼は相手キーパーの動きをしっかり見極めてダイレクトで押し込み、リードを広げます。(7-0

これで伊波翼は今試合3点目となるハットトリック(※④)を達成。

しかし、絶好調の彼はまだ止まりません。

30分には金子甲弥が左サイドを突破して強烈なシュートを放ちます。

このシュートは相手キーパーが弾きますが、このこぼれ球を伊波翼が正確に押し込み、今試合4点目を挙げます。(8-0

32分にはキックインから相手に背後を取られて遂に失点してしまいます。(8-1

しかし、同じく32分、森内正成からの正確なロングボールを大城逸人が左サイドの深い場所で受けると、反転してセグンドに走り込んでいた新垣昂大へパス。

これを新垣昂大が何とか押し込み追加点。(9-1

しっかりと試合を締めたいところですが、38分、39分にパワープレー(※⑤)のミスやマーク交換のミスを突かれて、失点を重ねてしまいます。(9-29-3

リードしているものの、良くない試合展開のまま試合が終了すると思いきや、終了間際の40分、キーパーの下地麗羅からの正確なキックで金子甲弥にボールが渡ると、そのまま相手2人を抜き去り、ゴール左隅にシュートを突き刺します。(10-3

金子甲弥も今試合ハットトリックを達成。

ここで試合終了。

 

※①【パラレラ】

ポルトガル語で『平行』を意味し、サイドラインと平行に出されたボールを受ける動きのことを指します。

 

※②【セグンド】

ポルトガル語で『ボールがある方向から見て2本目のゴールポスト』を意味します。

 

※③【ワンツー】

テンポのよいパス交換で相手の守備網を突破するコンビプレーを指します。ちなみに、ポルトガル語では『ウンドイス』と言います。

 

※④【ハットトリック】

1人で1試合に3得点することを言います。

 

※⑤【パワープレー】

パワープレーとは、キーパーを前線に上げることで、守備4人に対して攻撃5人の数的優位な状態で攻める戦術のことを指します。

 

 

【試合結果】

九州フットサルリーグ2部 第7

@佐土原体育館(宮崎県)

vs Azul 都城 FC  10-3 ○ WIN

 

 

【得点者】

1分 18 伊波翼

2分 20 大城逸人

7分 31 金子甲弥

20分 31 金子甲弥

22分 4 新里光

24分 18 伊波翼

26分 18 伊波翼

30分 18 伊波翼

32分 24 新垣昂大

40分 31 金子甲弥

 

 

2022九州フットサルリーグ2部 チーム内得点ランキング】

1位 31 金子甲弥 13得点

2位 18 伊波翼 5得点

3位 新里光 4得点

3位 20 大城逸人 4得点

5位 24 新垣昂大 2得点

6位 祖堅政宏 1得点

6位 14 伊波泰 1得点

6位 17 下地麗羅 1得点

6位 21 天願晃斗 1得点

6位 22 仲本奨 1得点

7節終了時点

 

 

完全アウェイの中でしたが、ピエドラの戦い方が見事にハマり、快勝することができました。

 

今回対戦した『Azul 都城 FC』さんは、試合をする前の印象通り、選手1人ひとりが技術が高い上に強さも兼ね備えており、とても強かったです。

 

また、相手はピエドラのマーク交換のズレをしっかり突いてきて、何とか防ぐ事ができましたが、試合展開次第ではどちらが勝ってもおかしくないような内容でした。

 

しかし、今節は全員がシンプルにプレーし、ピエドラの強みである『前プレ』をやり続ける事ができたので良い結果に繋がったと思います。

 

結果としては勝ちを収める事ができましたが、ディフェンス面での課題も多く残る試合になった為、次に向けて少しでも修正できるように取り組んでいきます。

 

Azul 都城 FC』の皆さん、対戦していただきありがとうございました。

 

また対戦する機会があれば、宜しくお願いします。

 

 

ピエドラの次の試合は10/30(日)に沖縄県本部町の『本部町民体育館』行われる『OFA28回沖縄県フットサル選手権大会』となります。

 

予選は10/16(日)に既に終わっており、ピエドラは準決勝からの登場です。

 

対戦相手は数年前、九州フットサルリーグにも所属していた強豪『SYMモリマサフットサルクラブ』さん。

 

ピエドラも長年苦しめられてきているライバルです。

 

昨シーズンは同じ選手権の舞台で何とか勝つ事ができたのですが、今回もしっかり勝ち切って、ピエドラが沖縄県のトップである事を結果で証明できるように頑張ります。

 

また、10/30(日)は準決勝を勝ち抜くと、久しぶりのダブルヘッダーになります。

 

決勝の事も考慮して、なるべく疲労は残したくないのですが、準決勝に勝たないと当たり前に次は無いので、まずは準決勝で自分たちの全力を出し切る事に集中。

 

必ず優勝して、九州大会の出場権を勝ち取りますので、応援宜しくお願いします。

 

OFA28回沖縄県フットサル選手権大会】

10/30(日)@本部町民体育館

準決勝(11:50キックオフ)

vs SYMモリマサフットサルクラブ

決勝(15:00キックオフ)

vs FC CULTURE』と『EL GOLA』の勝者

 

 

 

最後に、今節の運営をしていただいた九州フットサル連盟の関係者様、宮崎県フットサル協会の関係者様、審判団の皆様、動員スタッフの皆様、ありがとうございました。

 

また、日頃よりPIEDRA1989を応援していただいているパートナー企業様や個人の皆様、いつもありがとうございます。

 

 

 

これからも応援宜しくお願いします!